京の印染屋 川橋印染工場 お客様の大切な印をお預かりし一枚の生地にこだわって染め上げます

こだわりの郡山染め

昔から印染の世界には、関東の藍染めに対して、関西の郡山染めという言葉がありました。
京都では、その文化や風土に茶色や橙色が合ったためか、弁柄を使った染物が好まれてきたようです。

弊社では弁柄を用いて、店頭のれん、日除けのれん、吊り旗などを昔ながらの手法で染め上げ、
京都市内はもちろん、全国の多くの料亭や商店にてご利用いただいております。

郡山染め(弁柄染め)にとって大切なことは、見栄えに加えて
日光に強い堅牢性を持っていること、風雨に耐えられることの二つが挙げられます。
化学染料には無い、味わい深さを感じられる染色方法です。

弊社の主力商品もご多分に漏れず、化学染料での染色が中心となっておりますが、
代々伝わってきたこの郡山染めは大切に守っていきたいと考えております。