川橋印染工場は京都の堀川五条にある小さな染め屋です。
京都の町にも、昭和の中期あたりまではかなりの数の染め屋が立ち並び
賑わいをみせていたようですが、今日となってはその数もだんだんと減ってきている状況です。
IT技術の進化や職人への成り手不足など私たちを取り巻く状況は大きく変わってきております。
そんな中、私たちは大正8年からずっとこの場所で今も昔も変わらぬ方法で染め物を作り続けております。
頑固な職人達の時代遅れの染め屋かもしれませんが、お客様の大切な印をお預かりして
1枚の生地に真心を込めて染め上げる、そんな染め屋でいたいと考えております。
四代目 川橋 剛樹